美容師のトーク力

気づかなかったポイントに気づかせてくれる

僕は車の営業マンをしているのですが、美容師をしている彼女からトークテクニックを教えてもらうことが多々あります。
とても勉強になったポイントは、話をしながらでも時々お客さんと目を合わせるということでした。
僕の場合には車のカタログや書類などを目の前に置きながらお客様と会話をすることがほとんどですので、お客様の目を見るなんていうことは特に意識していませんでした。

でも彼女が鏡を見ながら仕事をしていく中で、時々お客様と目を合わせながら会話をするそうです。
そうすることによってお互いに信頼関係が生まれ、さらにはお客さんが伝えようとしていることも伝わりやすく、安心した状態で自分のヘアスタイルなどを任せてくれるので、仕事もしやすくなると言っていました。
ここで信頼されるというのは非常に大きな問題であり、誰だって信頼していないスタイリストに自分のヘアスタイルを決められたり触られるのは嫌なものですから、重要なポイントをしっかり把握しているのだと思いました。

常に笑顔を忘れないというのも大きなポイントです。
僕はこれまで考えてみれば、前述の通りカタログや書類などばかりに目を落としていて、お客様と目を合わせることが少なかったのですが、逆の立場になって考えてみれば自分の伝えたいことをしっかり目を見て聞いてくれない営業マンから車を買いたいなんて思うことはありませんよね。

まず聞いて、切り返す

彼女は他にもトークテクニックを持っていて、まず、お客様の様々な話を聞いた上で期待しているポイントを探すそうです。
例えばお料理が得意なお客様であれば、それぞれのメニューに対しての隠し味を聞いてみたり短い時間で作ることができる方法を聞いてみたりすると、お客様が自ら様々な話を聞かせてくれると言っていました。

また話をしていく中で褒められるポイントらどんどん褒めていくというのも重要なポイントだと教えてくれました。
過度に褒めるのではなく、実際に自分ができることであってもお客様が話している内容に従い、自分にはできないことなので、すごい事だと褒めたり、ちょっとしたアクセサリーや小物などをはめたりするのも良いと教えられました。

ファッションというのは基本的に自己満足で身につけているものだから、それを他人に褒められると本当にうれしくなり、自分に自信が持てるようになると彼女は言っていたのですが、これは的確だと思っています。
自分が好き好んで選んだものを他人に褒めてもらうチャンスというのがあまり多くはないものですから、自分に自信が持てるようになるというのはもっともな意見です。

色々と日常会話を繰り返していく中で彼女のトーク力には本当に驚かされるのですが、笑顔でこのようなトークを繰り返しながら毎日沢山のお客様を相手にしている彼女はストレスを感じることもなく勉強になると言っていました。
こんなふうに考えることができれば僕も社会人として今より成長できると思うので見習っていきたいと思います。