店長と衝突

カリスマ美容師と呼ばれる僕の彼女は今やお店の副店長を任されています。
店長からの信頼も厚く、また後輩達からも慕われ、お客さんからはカリスマと
呼ばれる彼女は本当に非の打ちどころのない僕の自慢の彼女です。

そんな彼女は美容師という仕事に対して怖いくらいの情熱を持っています。
また自分だけの世界と、独自の美意識や世界観も持っているので、
それがカリスマと呼ばれる所以なのでしょう。

彼女が勤める美容室の店長は僕が彼女と知り合う前からの知り合いなのですが、
店長も彼女に負けないくらい美容師という仕事に誇りと情熱をもっている人です。

そんな彼女と店長はお店の方針や、後輩の育成方法、技術論などについて
意見が分かれる事が多く、それが元でケンカになってしまった事も数多いようです。

勿論それは仕事中ではなく、仕事が終わった後に起こるようなのですが、
それを見せられる後輩達の事を考えると可哀想ですよね。

まあ最後はなんとか話がまとまるようですが、熱い人間が
二人も職場にいるとそうなるんだなとしみじみと思いましたね。

幸い私の職場にはそういった人はおらず、僕自身も仕事に誇りはもっていますが
そこまで熱い情熱は宿していません。

本当にそれを考えると彼女は凄いなと感心してしまいます。
最近の彼女と店長のケンカの原因としては、ハサミの握り方について
ケンカになったようです。

お互いにしっかりとした美学や持論があるので、
一時間ほどそのことについて激しい議論となったようです。